ヤクラボのテープ起こし+翻訳プランの書き起こしにつきましては、お客様の用途に応じた各種原稿のまとめ方をご用意しております。
【日本語文字起こし】
インタビュー・講演会・シンポジウム・セミナー・会議・座談会 向け(あとからご自身で編集をされたい場合などにも最適です)
テープ起こし(文字起こし)を行う際の標準的な原稿のまとめ方です。「ケバ」と呼ばれる不要語や重複語の削除を行い、読みやすい原稿に仕上げます。
様々な場面でお使いいただける起こし方ですので、会議の議事録作成や、インタビュー・講演会の発言内容を見やすくまとめたいといったときの起こしにおすすめです。
話者の「えー」「あー」といった不用語や、言葉の言い間違い・言い直し、必要以上に多発する口癖等を省きながら、ニュアンス(語尾の「でしょ」「だよね」等話し口調)はそのまま残すため、会話の雰囲気を損なうことなく記録することができます。
【ケバ取り】テープ起こし(文字起こし)例
A- 本当はこういうの置くと、緊張してしまうんですいません。事前に書いてもらいましたシートに関連しまして、いろいろお聞きしたいんですけど、非常に私、スズキさんを見てよく書いていただいたんですが。
スズキ そうなんですよね。びっくりしました。私そんなに書いた覚えないんですが。
研究用インタビュー、法廷提出用録音音声向け(特別な用途でないかぎり、一般的にはケバ取りがおすすめです)
ケバ取りでは不要とされる「ケバ」の部分をあえて残し、発言内容を省略することなく、笑い声や相槌等含め音声どおりに文章化します。
会話の雰囲気を正確に捉える場合のテープ起こしに適しておりますので、ちょっとした間違いや微妙な言葉のニュアンスまで、発言内容を細かく調査する必要のある研究用インタビューや、発言の一語一句すべてが重要となってくる裁判用文書(詳しくはこちら)などにおすすめです。
ただし、極端に原稿が読みづらくなることを避けるため、文章途中の会話をさえぎる相槌については、割愛させていただいております。
【素起こし】テープ起こし(文字起こし)例 ※赤い文字での記載箇所が「ケバ」となります
A- 本当はね、こういうの置くとね、緊張してしまうんであれなんですけど、すいません。
えーとですね、事前に書いてもらいましたシートに関連しまして、いろいろお聞きしたいんですけど、あのー、非常に、私、スズキさんを見てよく書いていただいたんですが。
スズキ そうなんですよね。びっくりしました。いやー、私そんなに書いた覚えないんですが。アハハ。
インタビュー・講演会・シンポジウム・セミナー等音声からのウェブ掲載用文章、配布資料(パンフレットや冊子作り)等、下書き向けです
ケバ取りした文章を「ですます調」に書き換え、話し言葉を書き言葉に直します。
ニュアンスを残すケバ取りに対して、整文では発言者の方の語尾等含め、文章を読みやすく丁寧な表現に整えていきます。
文章を綺麗に整頓する目的で、必要であれば言葉の補足や多少の書き換えを行うこともありますが、原則として、まるっきり別の文章に置き換えるようなことはありません。(リライトとは異なります)
丁寧な文面での原稿作成が必要な場合にご利用をおすすめしております。
【整文】テープ起こし(文字起こし)例
A- 事前に書いていただいたシートに関連していろいろお聞きしたいのですが、非常によく書いていただいていました。
スズキ そうですよね。驚きました。そんなに書いた覚えはないのです。
レジュメ作り、議事録、重要な箇所だけを報告書としてまとめる場合等の下書き向け
文章を全体の6割から7割程度に圧縮(カット)をし、原稿を作成します。
「何ページ以内」「何文字程度」といったご要望がある場合は一度ご相談ください。
また、通常は整文化されたものを要約します(こちらもリライトとは異なります)。ケバ取りのようなある程度ニュアンスを残した文章の要約をご希望の場合は、あらかじめその旨お知らせいただければ対応も可能です。
※5割未満の圧縮率での要約対応は難しい見込みです。
※サンプル原稿のご用意はございません。
【英語文字起こし】
英語起こしの起こし方は「ケバ取り」のみのご案内となります。
あらゆる英語アクセント(米国、英国、アジア圏など)に対応できる経験豊富なテープ起こしライターが行なっております。 政治・行政、医療関係、学術関連、IT関連など、幅広い分野に対応しております。
シンポジウム、政治、医療関係、IT関連、会議、インタビューなど、幅広い分野の経験がございます。 英語テープ起こしの需要も増えており、さまざまなお客様にご利用いただいております。